イカの焼いたやつ
雑記
2013 12月12日 本棚
俺は本棚が好きです。
もちろん読書だったり漫画を読んだりするのも大好きなんだけどその本が並んでいる様を見るのがとても好き。
図書館を本も借りずうろうろしたり書店をひたすらうろついたりしながら本の背表紙を見てどんな内容か想像したりする。
(たいていその後表紙・タイトル買いしてしまうので失敗もよくあるけど…)
本の装丁が凝ってたりすると嬉しくなる。
そういう意味で漫画は本棚に揃っているのを見ているだけでとても楽しい。
だいたい青年誌・少年誌それぞれの規格や厚さが一緒で、作品ごとでデザインが違い
さらに共通点がありながら一巻ごとにも違ったりする。
全巻並んでいるのはとても美しいと思う。
文庫だと並べてみると出版社ごとに全部一緒で、それはそれでいいんだけども
やっぱり漫画のバラエティがある並びの方が好きである。
ちなみに本棚は本が前後で二重になっていると美しくないと思うんだけどどうだろうか。
二重だと後ろの本が取り出しにくいし、そうなるとどんどんと読み返す機会が無くなってくる。
一目見て所有する全部の本が見えるのが俺的にはベストである。もちろん縦重ねもよくない。
しかし既製のものは大抵奥行きが広く、一冊だと手前のスペースが大きく余る。
スライド式もあるが、あれこそ後ろの本が取り出しにくく手が遠のく気がする。
本や本棚を置くスペースを考えると仕方ないが、どうしたものか。
以前VIPで本棚スレなるものがあって覗いてみると、本棚を自作した人が現れ写真をうpしていた。
縦長の3列ほどのタンスのようで、引き出してみるとそれが本棚になっている。
これは非常に惹かれた。一目では蔵書を見れないが、一列が薄いので省スペースで多くを収納できる。
後ろの本が見えない、取り辛いということもない。どの列でも手間は一緒だ。
しかも「引き出す」というところに秘密基地的なサムシングを感じワクワクした。
いつか自分でも作ってみたいと思う。
なぜこんな話題なのかというと、今「書籍の自炊」について勉強している。
本を裁断してスキャンしてタブレットなどで読む用にするやつだ。
その勉強のために読んだ本で、「本の価値は中身・内容にある」と書いてあった。
書籍本体の方ではなく、中の情報こそ重要なのだと。
まぁ漫画とか自炊するっていうのはあまり多数ではなく、学術書だったり新書だったり
エンタメ方面でないものをメインにするって人が多いからだろうけど。
俺は自炊する気は無い。電子書籍はあまり好きではないからだ。
前述のとおり「本棚」が好きだし、装丁も好きだ。
表紙の質感だって重要である。ページの捲り心地だったりも違うし漫画のカバーを取っておまけを見つけるのも楽しい。
電子書籍もメリットは非常に大きいけども、自分ではあまり使う気にならない。
中身だけでなく、外側や収納場所でさえ、自分にとってはとても重要であるからだ。
今の住居は引き払う予定なので出来ないが、新居が決まったら良い本棚を作りたい。
しかし1か所に落ちつくのも再来年になりそうなんだよなぁ……